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 ... 2005年07月11日(月)
鍛冶屋の夏、アセモの夏   [鉄]
タオ―老子

タオ―老子

日曜日もせっせと働く私。曜日も時間も関係なしです。今日もとても蒸し暑かった。。。重たい鋼材(5.5m)を切るだけで汗だくです。しかも、午前中から夜の9時までコークスの炉をつけっぱなし。ひぃ〜。さすがの私も参りました(>_<)。フラットバー(平鋼)にハンマートーンをつける(つまり叩く)という作業をしていたのですが、なかなかのハードワーク。久しぶりに両手がじんじんしました。熱して叩く→叩くとひずむ(反り返る)→直す、この作業の繰り返しです。赤く熱するとハンマートーンがよく見えないので顔を近づける→熱い→焼ける。お風呂に入った時に鏡を見たら顔が赤くなっていました。紫外線ではありません(ちなみに溶接は紫外線です)。熱による火傷です。作業中はすごい汗。全身びちょびちょ。作業着を着たまま水に飛び込んだみたいです。もちろん下着もびちょびちょ。アゴにはずっとしたたった汗がぶらさがったまま。たまに真っ赤な鋼材の上に、ぴちょんとか落ちます。そうすると(塩分が入ってるので)白い玉っころがじゅーじゅー踊ってます。あぁ、塩を作っちゃった。埼玉産だわ、なんて自分にギャグをかましてみます。心の中での独り言。あんまり面白くないので疲労が増幅される(笑)。汗くさいなんてレベルはとっくに通り越して、すえた匂いがします。レディの体はこんな匂いはしません(笑!)。失われた電解質の補給。スポーツドリンクを2リットル消費しました。汗と油と鉄粉と錆とコークスの粉にまみれて。腰がいたい。夜になってくるとさすがに炉の脇にしゃがみ込む私。ひぃ〜つらいよ〜帰りたいよ〜お風呂入りたいよ〜ビール飲みたいよ〜。怠け者の私を駆り立てるもの、それは締め切り。すべての仕事には締め切りがあります。俗世においては締め切りのないものは仕事とは呼びません。そう、けれど、この世には締め切りのない仕事もある。例えばサグラダ・ファミリアの建築とか。完成までまだ100年かかるとかかからないとか。友だちがうまいことを言ってました。作り続けてる間は信仰が続いてるって証拠だねって。そういえば、外尾悦郎さんが言ってました。ただひたすら石と向き合って一日が終わる、そしてバルで一杯やる。こうして、その日一日の仕事を神様に感謝する、みたいなことを。つまり(私の解釈によれば)ノルマに追われることなく一日無我夢中に取り組むべき仕事が存在し、それを与えてくれた神様に感謝するってことです。あぁ、お金の関係ない世界に住みたい。神様の領域に属する仕事に従事するか、タオイスト(俗世を退いてタオ「道」を実践する人)になるしかないのかしらねぇ。お風呂からあがってふと見た両方の二の腕にアセモができてました。あぁ今年もまた鍛冶屋の夏がやって来た。実感。明日もまだ、サッカー選手の身長ほどの鋼材を叩かねばなりません。ブログなんて書いてないで寝なくちゃ。わはは←開き直り。

コメント

あああ感動します。働く姿が目に浮かびます。
労働してますね。肉体疲労児ですね。
締め切りってつらいですね。
私にも時々締め切り風のモノがあります。
物件の評価など。最終的に金額を決定するの、
ついつい後回しにしちゃう。
だって現実的に評価すると売り主怒るんだもの
オレんちはそんなもんかーって・・・。
でも基本的に「いつまでね」ってお約束はない。だが逆に与えられる仕事もない。
ともえさんを見習って塩でも作る・・、じゃなくて自分なりにノルマアンド締め切りを掲げていこうと決心しました。サドマゾ同時進行でーす。

あいくん 2005/07/13/ 04:21

あら、あいさんだって締め切りがあるのよ。今月ちゃんと売り上げあげないとお給料もらうのが後ろめたいなとか(笑)。でも、締め切りはなるべく「ゆるやか」であるに越したことはないです。こんなこと続けてたら間違いなく早死にしてしまいますから。わはは(^-^)。

ともえ 2005/07/13/ 07:03

くすくす
確かにそれはあるね。
「そら見たことか」って意地で仕事してるかも。ほら我が強いからね。
まったく意地はってどうするって具合ですよトホホ。

あいくん 2005/07/14/ 04:36