その旅は、男が、父親の形見の大切なバイオリンを、煉瓦の壁の中にセメントで封印してしまうところから始まります。ただただ、自分のルーツを辿る旅。トニー・ガトリフ監督の最新作「愛より強い旅(EXILS)」の冒頭シーンです。私の大好きな映画「ラッチョ・ドローム」の次に好きな映画かもしれません。あんまり説明的ではないところが好きです(^-^)。説明的でないと言えば、セルゲイ・パラジャーノフ監督の作品も大好きです。訳のわからなさ加減が(笑)。確か、20代の前半に「赤いざくろ」で一度夢中になって以来、ずっと忘却されていたのですが、先日友だちのふとした一言で思い出し、パラジャーノフ・ブームが自分の中に再来しました。ガトリフとパラジャーノフの(やや強引な)共通点は、くどくど説明しない、強烈な色彩、圧倒する音楽、です。パラジャーノフなんか、(ドキュメンタリーフィルムの中で)ある人から「あなたの映画は訳がわからない」と言われて、「そうでしょうとも、私もわかりませんから」だって!(笑)彼は自分でもわからなくならないように、シーンとシーンの間にキャプション(文字)で説明とか入れています。どちらの監督の映画も、なんというか、心に直接がつーんときます。ざわざわと心がざわつきます。そしてなんとも言えないぞわぞわとした興奮が脳味噌の中で起こります。血が騒ぐというか。麻薬のような映画です(^-^)。でも、左脳的に理解しようとすると、拒否反応というか、嫌悪感すら感じる人もいるかもです、きっと。
さて、人は日常、ふとした好奇心から偶然「近道」を発見したりすることがあります。例えば、車に乗っていて、一方通行の道なので、ずっと気づかないでいたのが、ある日、たまたま逆向きからその同じ道を通って、それがもの凄いショートカットであることを知って驚いたりします。えっ、嘘。私、知らなかったんだ、この道を。あまりの近さに目からうろこがひらひら落ちます。あぁ片側からしか見ていなかったんだなと。人生においても、きっと、こういった事柄はたくさんあるんだろうな、本人は気づいていないだけで。それが、なんらかのきっかけで、まるで、鉄道員が線路の切り替えをするかのように、ひょいっと、道がシフトする瞬間があったりするんだろうかとか、あれこれ想像を膨らませてみたりして。
無意識にいろんな思いこみをしていると、目の前の大切な道を見落としちゃったりするかもな、通り過ぎちゃった後じゃ、そこに何があったのかを知ることさえもできないな、とか、そんなことを思った1日でした。
写真は制作中の面格子。工程的にはまだ5〜6割。ここに、あと鳥が2匹くっついて、構造を作って完成(^-^)。
そんなともえさんの言葉に、目からうろこが落ちる私。ひらひらひら。そしてついでに涙も落ちてくる。
ぽとりん。
グルノーブルで落ちた涙は、桶川で雲になりましたとさ(^-^)。
あらいやだ間違いに気づいちゃった。
「ざくろの色」でした(^-^)。
「赤」の色が相当強烈だったのね、きっと。
私は、ダンスしながら、トランスしそうでできなかったときの自分を思い起こしながら、あのシーン見てました。
近所の一方通行の道が、この間反対向きに一方通行になっていて驚きました。この裏には一体何があったのかと思って・・・。
>この間反対向きに一方通行になっていて驚きました。
すごいね(笑)。苦情でもあったのかしら。「逆向きの方が多いだろ!」とか(^o^)
>ダンスしながら、トランスしそうでできなかった
私もわかります。これはテクニックというか熟練が必要ですね、きっと。
その意味では、ただひたすらくるくる回ることを様式化したトルコのムブラーナの人たちはすごいなと思うのです。
先日はどうもでした。
「ざくろの色」ビデオ持ってます。それくらい好き。あの色。わけの分からなさ。大好きです。美しいし。
またやっちゃった(>_
またやっちゃった(>_
「メブラーナ」ね。
>あの色。わけの分からなさ。大好きです。美しいし。
ほんと、美しいという形容がなによりぴったりですね(^-^)。
パラジャーノフが、その不遇の人生の中で映画という形で残せたものは、生涯たったの4本と知り、さっそくネットで検索して集めてしまいました。「アシュケリーブ(=アシク・ケリブ」もとても美しいですよ!(^-^)
「アシク・ケリブ」は映画館で見ました。むかーし昔。あれも良かったーーー。また見たいです!
そろそろ、パラジャーノフ映画祭なるものをやっても良い頃ですよね〜(^-^)。
ふふふ。
そろそろ、後もう少ししたら、オープンに行ってもよい頃ですね〜。
そうつながりましたか、nagoさん!(^o^)
オープンが、オーープーーン!なんつって。
いきますかね、そろそろ(←新宿のレゲエ・クラブ)(笑)