それは土曜の夜のこと。いつものようにくたくたになって家にたどりつきました。そして、その日はなぜか猫にエサをやった後、風呂場に直行せずに(朝の)台所の洗い物を先にやってしまおうと思いました。なぜなら買ったばかりの新品のステンレスの包丁が水に漬けっぱなしでサビ始めていたからです。左手に包丁、右手にスポンジ。水を流しながらきゅっきゅっとこすります。で、すぽんとスポンジが滑って、包丁の刃がほんの一瞬右手にぽんとあたりました。特に痛くもなくそのまま洗い物を続けてると血がしゃーしゃー出てきます。そこでやっと水を止めて傷を見てみます。ありゃ〜。。。。これは縫わなきゃかもと直感します。ざっくり切れたのはちょうど中指の関節付近。これじゃぁ、ぱくぱくしちゃってなかなかくっつかないだろうなと思ったのです。血も止まらないしどうしようかなぁ。一応119番して、この時間(夜の10時)に診察してもらえるとこはありますか?と聞いてみる。すぐ近くにあることを確認してはみたものの、こんな小さな傷で急患にかかってもいいものだろうか。。。。しばし汚れた作業着のまま自室のまん中でぼーっと傷とにらめっこする。とにかく疲れている。寝たい。明日は結婚式で朝からでかける。ただの切り傷ということにしてその晩は寝ることにしました。そして月曜の朝、119番に教えてもらった病院に「一応行ってみるか」という感じで行ってみる。「あ〜深いよ、これは」先生の開口一番。止血、麻酔の順番で傷口を開いて見てみる。そこから始まる恐怖体験の連続。先生は「あっ!ほら〜筋が切れてる!あ〜あ、もうちょっとで関節だよ〜!感染にもなりかかってるよ!菌は8時間以内に洗い流さないと住みついちゃってやっかいなんだよね〜」とか言って私をさらなる恐怖に陥れようとします。「見てみるかい?」起きあがってのぞき込む私。ぎゅーっと止血されて真っ白な私の右手。無惨に大きくこじ開けられた哀れな中指の傷口。えーん、ぐちゃぐちゃ(ToT)。「ほら、この銀色のヤツが筋だよ」解剖実験。ぱたりと仰向けになって左手で顔を覆う私。なんてこったい!!「こんな傷でもねぇ、関ヶ原(の合戦)の頃は感染症で3ヶ月後くらいには死んじゃってたんだよねぇ」と先生。「ちゃんと治りますかねぇ?」恐る恐る聞いてみる。そんなこたぁ知らんよ、という顔をしている。「細菌のせいで腫れが残るか、指が真っ直ぐにならないか。。。。」後遺症が残る可能性をちらつかせる。傷が深いので、がぼっと傷口を広げてまず中の方を縫うことにする。筋はぶっつり切れた訳でなく、太いとこが切れて周りの細い筋が残っているのでそれを寄せ集めて縫い合わせてくれた。この先生、院長先生なのだけど、私はとても好感を持った。口は悪いけど誠実で信頼できる感じがした。手術をするならこの先生にしてもらいたいと。近所に良い医者を見つけました(けしてお世話になりたくないけど!)。これから毎日消毒のために通院です。それにしても。。。。バンドソー(巨大なノコギリが環状にぐーるぐーる回転してるヤツ)とかで切るならともかく、ほとんど家事をやらない私がなぜ包丁で???しかも、生のカボチャを切ってて勢い余って切ったとかいうならわかるけど、包丁を洗っている時に???しかも、しかも利き手を???一体どうしてどうやって???謎は深まるばかりです。かすり傷と思っていた時は痛くなかったのに、意外と深い傷だとわかった途端にズッキンズッキンと痛みだします。なんて単純。どうやら私は痛みに対する感受性がかなり鈍いらしい。翌日はかねてからの疲労のせいか、それとも私の免疫が感染と戦っているのか、夕方4時半に眠り始めて翌朝7時半に目覚めました。そして、2本の指(なにげに人差し指の表面の皮も削げてた)でなく1本の指で済んだこと、関節まで切れなかったこと、すぐ近所に外科の救急病院があったこと(しかも良い先生だった)ことなどをアルハムドリッラー!神様に感謝しつつ、今は必死に食事をしています。豆乳もがぶがぶ飲んでいます。健康のためとか美容のためとか、そういうレベルではなく、もっと切実な。増えろ増えろ、私の細胞!!頑張れ頑張れ、私の免疫!!肉を盛る作用があるからと言って、ガラス屋キムラさんがチョコレートをたくさんプレゼントしてくれました。車をぶつけても怒られなかったダンナさまにも怒られました(>_<)。返す言葉もありません。歌を忘れたカナリア、ハンマーを握れない鍛冶屋さん。危機到来。しかし!今や4本指でお箸もハサミも使えるようになりました。この機会に左手でハンマーを振れるように鍛えようかなと自分を励ましております。怪我は気合いで治すべし!(^-^)
わー、大怪我だったんだね。よく月曜まで待ったもんだ。病気も怪我も、甘く見ちゃいけないね。最初が肝心。それにしても、そのサド先生、患者が震え上がっちゃうじゃないか〜!
おだりんこさん〜〜大丈夫ですかぁ!
読んでてクラクラしました(*_*)
ホントにホントに細胞がここぞとばかり集まって早く治るといいですねー
でもなぜか笑ってる、おださんの顔を浮かぶのです。何でだろー?
確か笑顔にはそういうパワーがありますよね!そいから気合です!!
私も学生時代におんなじパターンで親指を切りました。スポンジがね〜いつの間にかするっとね〜包丁がね〜
呆然と血が流れる手を上に上げていた記憶が、、、ともえさんよりは軽症でしたが、ショックが大きくて。
ともえさんの細胞さんたち、頑張れぇ!
読んでいたら、10年前の記憶が蘇りました。
結婚したての頃、妻の留守に大根の千切りを作ろうとした私は、独身時代に慣れた包丁でない別の慣れない包丁で薬指をぐさり。まな板と大根は血だらけで、すぐ近くの救急病院に傷を押さえて止血しながら走りました。
切れる包丁だってのを忘れていたのです。切れない包丁はあぶないっていうけど切れ過ぎするのも危険。
ネコ手を忘れていたatsuo ネコ。
すぐに縫ってくれたので大事には至らずでしたが。
お大事に!
ごめん、最後まで読んでない。
読めない。
意外とみなさんもやってるんですねぇ〜(^o^)
この手の怪我は小学生の時に彫刻刀でずさりとやって以来なので、なんだか覚えのある懐かしい痛みでした(笑)。
サド先生は頭の回転がとても早く色んな言葉が機関銃のように飛び出します(笑)。ぎりぎりのラインを見極めながら発言している感じが私は大好きなんだけど、気の弱い人は反応に困るかも。
お陰様で傷はもの凄い勢いで回復していて、生命の不思議、人体の神秘です(^o^)。手術の翌日は傷口はまだぐちゃぐちゃしてるし痛くてしょうがなかったから、先生に「良くなったような気がするか?」と聞かれても「痛いです!」としか答えられなかったけど、その翌日には「昨日1日でもの凄く快復したように感じます!」と言ったら「そうか!オレは昨日それを聞いたんだよ!オレの処置は正しかったってことだろう?(^-^)」って。オレは最大限のことをやるけど基本的には直すのはアンタ自身だよって雰囲気です。
いっぱい笑って免疫力を高めまーす(^-^)