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 ... 2005年09月21日(水)
煩悩と穴の数   [鉄]

先週、友だちの結婚式の後、工房へ行ってはみたものの、なかなかやる気がでない。とはいえぼーっとする訳にもいきません。そうそう、こんな時は単純作業に限ります。どんな作業でも、またどんなにゆっくりでも何もやらないよりはマシなのです。手を動かすことが大事。まずは寸法のわかっている材料を刻み(切り)始めます。お次はと。あぁ穴開け!こんな日にはうってつけです。たった今、工具屋で購入してきたキリ(ドリルの刃)で穴を開け始めます。18ミリ。18本のブラット・バー(平鋼)に3個ずつ、計54個。径が太いので下穴を開けてから。つまり54x2=108個。ややっ!人間の煩悩の数と一緒だわ、なんてことを考えながら、油(←冷却&潤滑)で手をどろどろ・てらてら・ぬるぬる・真っ黒にしながら夥しい量の切り子を飛び散らし&まみれながらひたすら手を動かします。あぁ完璧な下準備!明日は朝から頑張ろう、なんて思ってその日は終了。3時間くらいひたすら穴を開け続けたと思います。で、翌日。楽ちんちん!あとは組むだけ。鼻歌を歌おうと思った次の瞬間、悲劇は訪れました。ががーーーーんっ!穴の位置違う〜〜〜(涙)。天を仰ぎました。寸法を間違えたのです!がっくりと深くうなだれる私。首が長いのでぽろりと頭がとれそうになりました。。。。。。なんとかしなくちゃ。修正方法について色々と頭の中でぐるぐる作戦を練ります。ふと、こんな時にむやみに修正を始めるとまた何か失敗すると思い、この日は追加の材料を注文して、別の作業をして気を紛らわせます。翌日すっきりした頭で、自分が最少作業量と判断した方法で修正を始めます。それでもまだ落ち込んでいます。確実に1日は無駄にしています。どよよーんとした自分に「これは、やり直しではなくて、こういう仕事なのですよ」と言い聞かせます。単純な私はそんな自分の言葉をすぐに信じます。するとようやく手が動き始めます。あぁ、体って脳ミソの指令がないと動かないのね。そして、その脳ミソはというと、心に簡単に支配されてしまうのです。面白いなぁてなことを考えながら、手はせっせと溶接をしています(←結局、穴を生かして材料を切って継ぐことに決めた)。今週ようやく、完全ではありませんがだいぶ追いつきました。けれど、この仕事、形が見え始めてからがまた長いのです。で、飽きやすい私としては完成する頃には見るのも嫌になっていて、取り付けに行ってせいせいする(笑)、毎回この繰り返しです。早く納品したーーーい。あっでも、もちろん、しばらくしてから見るとものすごい愛着があるんですよ。←念のため(^-^)

コメント

もう天を仰ぐしかないよね〜。
アタシも数々の失敗をきりぬけてきました。だからたいていの事ではビックリしないようになっています。バカ犬の粗相を尻拭いするのと同じ。まるで人事のように処理するのであった。こないだの大失敗。納品に行って少々話などして「またよろしくお願いしまーす」と持ちかえってきた。ばかばかと頭をぶちました。

キムラ 2005/09/21/ 17:20

わはは。さざえさんだね(^o^)。
ぴちぴち頭を叩くキムラさんの姿が目に浮かびます(笑)。

ともえ 2005/09/21/ 22:39

サザエではなくカツオに似ているといわれた事があります。

キムラ 2005/09/22/ 17:32

似てる似てる!(^o^)
私もその昔、刈り上げのショートボブだった頃、ボブちゃんとかワカメちゃんとか呼ばれてました。

ともえ 2005/09/23/ 07:19